Rouge Tea Party @Caltech

Caltechで理論物理の研究をしています。

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KITP滞在


5月上旬からのKITPの滞在も終わりが近づいて来ました。
ですので、少し振り返ってみたいと思います。

到着してから2週間ほどは、知り合いがほとんどいなかったのと、興味のあるテーマを研究している人が少なかったので、正直退屈でしたし寂しかったです。
なので、論文を読んで勉強したり、一人でやっているSPTのプロジェクトの事を黙々と考えていました。
ちょうど、CaltechでB君からgeneralized symmetryの事を教えてもらったばかりで、lattice modelを前の論文でやったみたいにcolor codeを使って構成する事が出来て、結果1つ論文になるようなアイデアが浮かんで良かったです。

2週間ほど経つと、この前の論文の共著者であるDanielがやって来て、僕をhigh energyの人々に紹介してくれて、少しずつ話し相手が増えて行きました。
今回のKITPの滞在プログラムの中盤には、1週間の学会がスケジュールされていて、そうこうしているうちに、僕の友達たちがたくさんKITPにやって来ました。
学会中は議論する内容&相手がたくさんで、学会のトーク自体には3割ほどしか出席しませんでしたが、とても充実した時間でした。

具体的には、MITで1ヶ月ほど前に会ったDanとも再会して、Scramblingに関連したアイデアを話したら興味を持ってくれて、一緒に色々と考え始めました。
学会が終わってからは、XiaoliangとDanと定期的に議論して、基本的にはscrambling等について考えていました。
恐らく、最低1つは論文を3人で書く事になりそうですが、このテーマがどれくらい広がって行くのかはまだ未知数です。
その後は、アレルギー注射のために2日間ほどCaltechに戻って、Kitaevと2時間近く議論しました。
KITPに戻った後は、僕がトークをする番だったので、SPTの話をしました。

そうこうしているうちに、プログラムも終盤に差し掛かり、滞在している研究者の数も少なくなって来ました。
なので、SPT関連の論文を書き上げようと連日パソコンに向かっていたのですが、少し込み入った計算があって、それがどうしても上手く行かなくてフラストレーションがたまりました。
そして現在に至るという感じです。

総括してみると、非常に有益な滞在だったと思います。
刺激的過ぎて、たくさんのアイデアが浮かんできてしまったので、取捨選択していかなければいけないのが大変です。

KITP訪問中は、キャンパスから約7kmくらい離れた場所にある一軒家にホームステイさせてもらっていました。
とても綺麗で広々とした家で、かわいい猫が2匹いて、居心地の良い家でした。
Landlordは78歳のおばあさんで、15年ほど前に夫に先立たれてから、KITP訪問者を受け入れるプログラムを始めたそうです。
とてもいい人でしたが、何となく死が身近にある空間なのが、少し辛かったです。

3月末から今まで、定住する家の無い生活を続けていますが、疲れが貯まって来たものの、この生活スタイルにも少しずつ慣れて来ました。
10月になるまでは今のボヘミアンスタイルの生活が続くので、健康等に気を付けながら生きて行きたいです。

さて、今週末には東京に向けて飛び立ちます。
久しぶりに娘に会うのが楽しみです。



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  1. 2015/06/30(火) 17:20:48|
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