Rouge Tea Party @Caltech

Caltechで理論物理の研究をしています。

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3月

APSのMarch meetingから帰ってきて1週間ほどたった後、また機上の人に。3月の後半は、こちらの学会に参加するために京都に滞在していました。
http://quantphys.org/NHQIS/top.html

shapeimage_1.png

今回初めて、日本で行われたworkshopに参加させていただいたのですが、とても刺激的で面白かったです。講演中にあれほどたくさんの質問が活発に飛び交うようなworkshopは、あまり無かったかと思います。
今回は、英語で発表するけれど質問は日本語でも受け付けるという和洋折衷スタイルを採用しました。こういうのをすんなりと受け入れてくださる柔軟さこそが、この分野の研究者の魅力のようにも思います。

日本では、「量子情報」というと量子コンピューターや量子暗号の研究だと考えていらっしゃる方がいまだに多いそうですが、世界的に見るとそういう伝統的な研究が流行していたのは10年以上も前のことなんですよね。
それが原因なのか、日本では世界的に最先端の研究テーマをなさっている方々がしかるべき評価を得ないまま、各大学で別々に活動しているような気がします。
けれどこのworkshopでは、日本人で(広義の)量子物理で活躍されている研究者の方々を一カ所に集めることが出来たわけですが、organizerの皆様の尽力無しには不可能だったかと思います。


パサデナに帰ってきてからは、論文を一つarXivに投稿しました。

http://arxiv.org/abs/1404.0457

量子情報というよりは、量子情報にインスパイアされた物性論の論文という感じです。とてもシンプルなアイデアだし、意外性もあって面白いんじゃないかなと思います。
個人的には、数値計算を含めた初めての論文であるのと、ほんの少しだけど実験物理的な視点も入れられたというあたりに、成長があるのではと思っています。

fig_phase.jpg


この結果自体は、11月頃にSherbrookeを訪問した時にinformal seminarで話しているし、2月にSquintでもトークをしています。
もっと論文を書く作業を効率化して、素早くできるようにしたいなと思いました。

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  1. 2014/04/06(日) 16:58:07|
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