Rouge Tea Party @Caltech

Caltechで理論物理の研究をしています。

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9月


9/30 tue

朝から、High energyの昔の論文を読んで、Dihedral groupのChern Simons theoryである事がわかった。
例の証明は、出来ているんじゃないかという気がして来た。

謎の木を見つけた。

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9/29 mon

さて、今日からはIQC。
Robertが車でホテルまで迎えに来てくれて、そのまま昼3時くらいまで議論。
その後は、論文の原稿に少し手を加えた後、土曜日に見つけた事をきっちりと考えた。

9/28 sun

今日は論文の原稿を書くことにしたけれど、少し疲れていたので、昼過ぎからはダラダラとした。
1セクションだいたい完成した。

昼ご飯は、ピザじゃなくて「ピッツァ」を食べた。
Peroniのドラフトを久しぶりに飲んだ。

夜ご飯は、参鶏湯。
ネトウヨの方々が、さくら荘のペットな彼女で参鶏湯が出て来たとか大騒ぎしてたのがきっかけで、どうしても食べたくて仕方なかったのだけれど。
念願かなって(?)食べたわけだけど、とても健康に良さそうな料理で、普通に美味しかった。
しかし、カードが使えなくて、残金4カナダドルに。

photo_201410021033244cb.jpg


9/27 sat

週末だけど特にする事が無いので、友達に勧めてもらったカフェに行った。
この田舎町に、こんな美味しいカフェがあるなんて!ということで、affogato。
これは毎日通ってしまいそうだ。

偶然僕のセミナーを聴きに来てくれていたポスドクの方とカフェで会ったので、おしゃべりをした。

カフェではLatticeの問題について考えてみたら、TQFTのsymmetry的な観点から面白い考察が得られた。

その後は、PIの食堂スペースでExcitationの計算をひたすら。
アパートに帰っても計算の続きをした。
けっこうサプライジングな発見をしたかもしれない。

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PIのジムで少し運動した。やはり誰もいない。

IMG_2202.jpg

9/26 fri

K君と議論の続き。
さくっと解けて面白そうで、新しいテクニックが学べそうなプロジェクトを見つける事ができた。
来週から僕は隣のIQCに行ってしまうけれど、Waterloo滞在中にある程度まで完成させられたら良いなと思う。

その後はひたすら、件のlatticeをごちゃごちゃと解体していく問題を考え続けた結果、ほとんど解き終えることが出来たので、一緒にやってる学生Kと同僚Pにメールで解けたとだけ送る。

9/25 thu

今日はPIのG氏と議論をした。
今年はjob marketにfaculty positionの公募が全く見当たらなくて、物性論で1つあるかなといった感じなのだけれど、来年僕が職にあぶれていたら、PIのポスドクの枠を確保しておいて頂ける的なニュアンス。
ただ、個人的にはそろそろ次のステップに進むべき時期のような気もするし、IBMに空きがあるのと、もう1つシークレットな空きがあるのも知っている。

去年までCaltechにいたK君とひたすら議論。
共通の事に興味を持っていたので、一緒に何か出来ないかと探る。

パサデナではほとんど会えなかった鳥たちに再会!
ほんと久しぶり!

photo_2014092811223690f.jpg

9/24 wed

トークはほとんど準備しなかったけれど、上手く出来たと思う。
けれど最大の問題点は、1時間のトークだったのに、45分くらいで終わってしまった事だ。

証明は、完成に至るルート取りが設定できたので、後はミスをしないように一つずつ頂上を目指して登るだけだ。
もちろん一つでもバグがあるとそこで終了なので、慎重に、批判的に進めて行かなければいけない。

9/23 tue

数年前PIには量子情報の研究者がたくさんいて、物性の研究者はほとんどいなかった。
今では数が完全に逆転していて、量子情報の研究者は数えるほどしかいない。

少し友達と議論をした後は、論文の細かい証明を完成させていく作業をした。
基本的に旅行中は、常に体調不良を起こしているのだけれど、今回も少しだるい。

写真は、滞在中のオフィス。景色は綺麗だけど、やっぱり周りに何も無い場所。

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9/22 mon

早朝、空港へ向かう。
来週いなくなってしまうルームメイトに、お別れができなかったのが心残り。

空港で朝ご飯を食べながら、トークの準備をした。
飛行機では論文を読みながらも眠ってしまう。
到着するとLimoが来ていて、そのままWaterlooへ。
ギリギリPIのカフェテリアの時間に間に合ったので、ディナーを食べた。

久しぶりに浴槽にお湯をためて入浴して、すぐに寝た。

PIの目の前。やっぱり周りに何にも無い。
IMG_2201.jpg

9/21 sun

トークの準備をしなければいけないが、研究の方が気になってついそちらをしてしまった。
オフィスに荷物を取りに行ったら、同僚Tと偶然会ったので、2時間ほど議論した。

9/20 sat

曖昧にしていた部分をしっかりと完成させて、lemmaの形にしてみたら、色々な事がすっきりとしてきた。
その結果、かなり大部分のケースに対して、今の証明が拡張できることがわかった。
しっかりと書き起こしてみる事も、大事なのだと思った。

もうすぐ気温も下がってくるだろうし、今日は今年最後のプール。

9/19 fri

学生Kの証明を完成させるために、数時間ほど同僚Pと3人で議論をした。
これは数式化するのが少し大変そうだ。

面白い観察があったので、とりあえず文章にしてみた。
書き終わってから、証明の方を考え直すと、シンプルに出来るかもしれないと気が付いた。

夜、同僚Tと議論の続きをして、一緒にとある問題にアタックしてみることになった。

9/18 thu

とあるモデルに対しての証明をしっかり完成させることが出来た。
これに関しても、恐らく証明出来るだろうと言った感じだったのだけれど、実際はかなり非自明だった。

同僚Tがオーストリア、ドイツ、スペインへの2ヶ月近くにわたる旅から帰って来たので、久々に色々と議論をした。

9/17 wed

証明は上手く行っていたとしても非常に長い物になるし、新しい概念とか解釈とかがたくさんあるので、一つの論文にしてしまうのはもったいない気がするし、焦点がぼやけてしまう。
幸いちょうど良い感じに半分に割る事が出来そうだったので、2つに分ける事にして、1本目の論文の方に取りかかり始めた。

9/16 tue

Walker-Wang modelの論文を半分ほど読み終わった。
この模型を自分の研究のコンテクストで考えてみた結果、とある面白い観察が得られた。

ルームメイトとイタリア料理を食べに行った。
彼は中国人なのだけれど、話の成り行きで、慰安婦や南京の話をすることになった。
僕個人の考えや解釈をここに書くことはしないけれど、英会話のレッスンとしてはとても高度なトレーニングになった。
自分の考えを、興奮せずに、でも情熱的かつ冷静に伝え、相手の意見にオープンだけれど、譲らない部分も持ち合わせる、というのはなかなか難しいけれど、今日に関しては及第点ではないかと思う。

9/15 mon

Perimeter Instituteでのトークのスライドを半分くらい作った。
トークの準備は根を詰めすぎる事が多いのだけれど、今回は少し肩の力を抜いて準備するつもりだった。
けれど、結局はちゃんと準備したいと思い始めた。

僕たちがやっているような理論物理の研究というのは、将来の役にはすぐには立たない物ばかりだ。
だからこそ僕は、人を楽しませられるような研究をすべきだと思う。
なので、トークは絶対に楽しくて面白いものでなければいけない。
しかし、だからと言って、荒唐無稽な嘘や都合の良い解釈を話すのは、絶対にしてはいけないことだ。

9/13 sat

パサデナは40度を越えていて、おまけに家のクーラーは壊れている。
湿気が全く無いので実はそんなに不快ではないけれど、日中はさすがにきついのでオフィスで涼むことにした。

Distillationについて色々考えてみたのだけれど、なかなか難しい問題だ。
もう少し簡単なプロジェクトをこなしながら、迫って行かなければいけないだろう。

9/11 thu

Coauthorでもあるボスから、revise途中の原稿が送られて来た。
このプロジェクトに関しては、ボスがcoauthorに入っていない限りは、論文にしなかったという気持ちがどうしても拭い切れない。
本来ならばそういうプロジェクトに関しては、最初からアタックすべきでもないという点を、忘れないように。

ボスは今日からヨーロッパで休暇。
子供が生まれてからの25年間、夫婦2人での旅行が無かったそうだ。

9/10 wed

今日は、Solovay-Kitaev algorithmについて考えることにした。
Solovay-Kitaev algorithmはT-gateが完璧であるという仮定から出発して、使うgateの数をoptimizeしようというのがゴールなのだけれど。
そもそもT-gateを完璧に近づける所のコストの方が明らかに高いので、そちらを先に解決すべきだと思った。

こちらでString theoryをしていらっしゃる日本人のNさんと久しぶりにランチをして、色々な事を教えて頂いた。
特に、僕の半年くらい前の論文に関連する興味深い話を聞けて良かった。

今日はシドニーの学生さんがグループミーティングで発表をしてくれたのだけれど、僕が人生で見て来た中で最低最悪のトークだった。
自分の論文なのに、彼は何故全く内容を理解していないのだろうか。
研究におけるcollaborationとは、authorshipとは一体何なのか、とても考えさせられた。

9/9 tue

Dyson氏による「太陽系外の探索」についてのトークを聴きに行った。
乗り越えなければ行けない課題の一つに、どうやって高速で移動する探査機を実現するのかという問題があるのだけれど、Dyson氏のアイデアは宇宙ヨットのような物を作って、強力なレーザー光を帆にあてて加速するというものだった。
面白いアイデアだなあと感心していたら、質疑応答の時間に、小学2年生の女の子が「そんな高速で飛行する宇宙ヨットを、どうやって止めるのか?」という、鋭い質問をしていた。

9/8 mon

1月頃にBerkeleyの学会で会った方が、新しいポスドクとしてこちらに着任。
と言っても、彼はStanford卒業なのだけれど。
何にせよ、String Theoryのバックグラウンドの人が、僕らのグループに来てくれるなんて、とても素敵だ。

9/7 sun

これで上手く行くだろうという証明のアイデアを思い付いたのだけれど、実際には間違っていて、しかも結果的には何故証明するのがそもそも難しいのかを明らかにする形になってしまった。
正直もの凄く落ち込んだし、ものすごくダウナーな気分になったのだけれど、数日経ってからこうやって日記として書いていると、大した事なんて無かった気がして来る。

何にせよ、メンタルの管理の仕方をもっと上手くなる必要がある。
例えば、良いアイデアが浮かんだとしても、それに興奮してはいけないし、一歩引いて冷静に見つめていないといけない。

難しい問題を解くには、他の人々との共同研究よりも、ソロアタックの方が効率が良い事も多い。
一番大変なのは、情熱的な表情と、冷めた表情、クレバーな表情、そういった事を全て自分でやらなければ行けない事だ。

9/4 thu

共同研究には多くの政治や策略が渦巻くもので、そういった知略を疎かにしていたせいで、僕は一つの論文の著者になる権利を失ってしまった。
けれど、Publicationが一つ減った事などは正直どうでもよくて、一番嫌だったのは、この出来事のせいで僕がその問題にアタック出来なくなってしまった事だ。
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  1. 2014/10/02(木) 10:34:36|
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