Rouge Tea Party @Caltech

Caltechで理論物理の研究をしています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

10月後半



CaltechのString Theoryグループの教授である大栗先生の自宅を伺う機会がありました。理論物理学でアメリカでキャリアを成功(というか大成功)させている数少ない日本人研究者なので、色々とキャリアの事を聞けて良かったです。


ボスと同僚とやっているプロジェクトの細部を詰めています。僕は共同研究をするのはほとんど初めてなので、どんな感じにやっていけばいいのか少し戸惑っています。来月モントリオールにいる、もう一人の共同研究者を訪ねることになっているので、そこで完成させられればいいなと思っています。

でもモントリオールと言っても、そこから車で2時間らしいのです。。。Workshopで招待講演をした後、そこから30分くらいの所にある大学に1週間ほど滞在する予定です。英語が通じるのか、少し不安です。学部時代のフランス語だけでは、少し不安です。


で、それはそれとして置いておいて、自分のプロジェクトのために、最近のH氏の論文について考え始めました。たまたま学生とやってる研究の途中で似たような現象が出て来たので、それとの関連性を探っているうちに、何だか楽しくなってきたり。

なんて思ってたら、ちょうどこの論文のレフェリー依頼がやって来ました。で、しっかりと論文を読んで色々と考えてみると、既に知られているような無いようだったり、主張にも間違いやおかしな点がたくさんあることもわかりました。

結局、たとえ著者との個人的な友好関係を加味したとしても、acceptするのは少し無理があるレベルだったので、残念ながらrejectにさせていただきました。一応PRLだし。。。ただ、僕個人としては非常に面白い論文だとは思ったし、自分でも今後考えていきたい問題だと思いました。


もう一つは学生と一緒にやっているプロジェクトを論文にする作業。やっぱり論文を書く作業ってのはしんどいし、やって来た事がしょうもなく見えてしまったり。。。学生のwritingの指導もあるので、ある程度気長に考えていますが、年内に終わらせたいと思っています。

その他にも、色々と雑用があって研究に集中できないです。雑用を「雑用」と呼んでいる時点で、姿勢として間違っているのかもしれませんが。。。一つずつ着実にこなしてゆこうと思います。


パサデナに帰って来てからは時差の影響もあって毎日朝6時に起きています。朝6時過ぎにジムに行ったら、けっこう人がたくさんいて驚きでした。





スポンサーサイト
  1. 2013/10/27(日) 14:39:57|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

10月前半

妹様に会うために、日本に帰国していました。病気が再発してしまって心配です。日本に居る間は休暇も兼ねて色々な所を旅行しました。紅葉が見れたし、とても綺麗でした。東大にも1週間ほどいたけれど、あまり刺激的には思えなかったというのが正直な所でした。やっぱり知識の狭さと創造性の低さは致命的だし、古くさい問題をみんなで束になって考えているような印象。そんな感じでパサデナに帰還。やっぱりこちらの方が賢い人がたくさんいて楽しいです。

学生とやっている研究は面白そうな結果が出揃って来た反面、使っている手法の限界なども見え始めたので、そろそろまとめてしまって論文にしようと思っています。僕がメインで1つ、学生がメインで1つの、2つの論文になる予定です。僕の方のは簡単なアイデアなので既に原稿が完成しているのですが、学生の方はある程度writingの指導もしないといけないし、僕らがあんまりCFTをわかっていなかってりするせいで、もうちょっと時間がかかるかもです。

ボスと新しくやってきた同僚Cと考えていた問題に関しても、面白そうなobservationが出揃いました。僕はあんまり論文にする気は無かったのですが、色々な研究者の方々にアイデアを話した所、面白いし読みたいから論文にしなよと言われたので、何らかの形で世に出す事になると思います。それに関連して面白そうなconjectureも得られたので、そちらの証明もいつの日か出来たらなあと思っています。

さて最近は、物性論グループと共同でlocalizationについてのstudying groupが形成されています。月に1回くらいのペースですが、Caltechの物性論のfacultyはdisorder physicsで重要な仕事をした方々が2人もいるので、とても実りの多い議論になっています。僕自身のプロジェクトに関しても、これから物性論の先生と一緒に考えて行こうというような感じです。

日本帰省中の旅行で、とある旅館で「緋が走る」という漫画を読みました。20年くらい前?の陶芸漫画なのですが、とても面白かったです。陶芸家の仕事量を10とした時、芸術家が2割で職人が8割、という一文がとても印象的でした。


  1. 2013/10/14(月) 07:49:44|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。